名和晃平の大規模展

気鋭の彫刻家が表すポップなメタファー


 

  彫刻家・名和晃平の大規模個展「名和晃平―シンセシス」展が開催中だ。展示会場の真っ白な空間に、不思議な造形をした作品が並ぶ。ビーズやプリズム、発泡ポリウレタン、シリコーンオイルといった素材を使って情報社会における身体や感性のリアリティを表現する。
例えば、ネットで収集した鹿などの剥製のモチーフを大小さまざまな水晶のような透明ビーズで覆った「BEADS」シリーズ。画素数の粗い映像のような虚像と実像が同時に存在する危うさを感じさせる。
まずは空っぽの状態で一巡、作品解説を参考にもう一巡したい。

■「名和晃平-シンセシス」
東京都現代美術館 企画展示室地下2階・アトリウム
8月28日(日)まで開催。
tel.03-5777-8600(ハローダイヤル)
http://www.mot-art-museum.jp/