「新米と旬の魚のマリアージュ」

「秋刀魚ごはん」


誰でも想像できる味ですが、なぜか想像以上においしいのが、この秋刀魚ごはん。

 今年は秋刀魚が豊漁だそうで、安くおいしいのでうれしい。単純に塩焼きして大根おろしを添えるのもいいけれど、その秋刀魚らしさをいっぱいに味わえるのが、この「秋刀魚ごはん」。青魚は一緒に炊き込むと生臭くなるので、いつものようにグリルで焼いた秋刀魚をほぐし、炊き上がったごはんに混ぜて蒸らすだけ。私は肝も一緒に入れるけれど、苦いのがお嫌な方は焼く前に内臓を出して。カボスやスダチなどの柑橘類をたっぷり絞りいれ、万能ねぎを散らせば、秋のおいしさが口いっぱいに広がるごはんとなる。冷めるとおいしくないので、ふたりなら1.5合ほどの食べきりポーションで作ってください。

「秋刀魚ごはん」

  材  料

米 1.5合
秋刀魚 2尾
カボス 2ヶ
万能ねぎ 5本分ほど
生姜 3スライス

  作 り 方

  • 米は通常の水加減で上に生姜スライスをのせて炊く。
  • 秋刀魚は塩をふって焼く。魚焼きグリルでも網でも、フライパンでも。
  • 焼けた魚を炊き上がった米の上に乗せ、混ぜてから10分ほど蒸らす。
  • カボスを絞りいれ、再度さっくり混ぜてから小口切りにした万能ねぎを散らす。

  MEMO

  • 柑橘類はケチるとおいしくありません。
  • カボスはもちろんスダチでもOK。試していませんがレモンでもいいかも。
  • 秋刀魚はあまり細かくほぐさず、一口には余るくらいの大きさがおいしい。
秋刀魚は炊き上がった米に混ぜるので、土鍋(炊飯器)を洗うのもラクチン。
秋刀魚ごはん以外はオール酒肴だったこの日の食卓。秋はお酒もおいしい。

Text&Photograph;
 by Miyako Akiyama

 Buck Number