ナタリー・ポートマンのアカデミー賞主演女優賞のほか、アカデミー賞4部門(作品賞、監督賞、撮影賞、編集賞)にノミネート、ゴールデングローブ賞をはじめとする数々の主要映画賞を受賞し、日本でも25億の大ヒットとなった「ブラック・スワン」が早くも9/7からブルーレイ&DVDでリリースとなる。それを記念してこの映画のバレエの衣装デザインを担当した竹島由美子さんに話を伺った。
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<ストーリー>
ニューヨークのバレエ・カンパニーに所属するニナは、元ダンサーの母親の寵愛のもと、人生のすべてをバレエに捧げていた。そんな彼女に新作「白鳥の湖」のプリマを演じるチャンスが訪れる。しかし純真な白鳥の女王だけでなく、邪悪で官能的な黒鳥も演じねばならないこの難役は、優等生タイプのニナにとってハードルの高すぎる挑戦だった。さらに黒鳥役が似合う奔放な新人ダンサー、リリーの出現も、ニナを精神的に追いつめていく。やがて役作りに没頭するあまり極度の混乱に陥ったニナは、現実と悪夢の狭間をさまよい、自らの心の闇に囚われていくのだった……。
<衣装のこだわり>
この映画でバレエシーンのコスチュームをデザインしたのは、日本人の竹島由美子さん。自身もドレスデン・ゼンパー・オーパーバレエ団のバレリーナでありながら、「YUMIKO」というバレエウェアブランドを展開している。普段はドイツに拠点を置く彼女から、来日の際に話を伺った。
竹島さんは4歳からバレエの道に入り、ダンサーとして活躍するかたわら、自身の体の動きに合うデザイン、素材のウェアを自分や友人のためにデザインするようになった。2003年から「YUMIKO」ブランドを設立し、2007年にはNYに直売店を持ち、ダンサーの間で「踊りやすく、体を美しく見せるウェア」として人気を博す。「ブラック・スワン」の撮影にあたり、NYのバレリーナにリサーチが行われた際に「YUMIKO」の人気が高く、映画のコスチュームデザインで声がかかった。
竹島さんは語る。「バレリーナはレッスン時、重ね着をして筋肉を暖めながらウォームアップします。その際に、映画の中ではニナ(ナタリー・ポートマン)のキャラクターの変化を重ね着の衣装で表現しようと思いました」ニナは、はじめのレッスン時は淡いピンク、白くて繊細な素材のアームウォーマーを着ている。ニナは元バレリーナの母と一緒に暮らし、手取り足取り大事にされている。「母親が子供に対して抱くイメージのピンクを使いました。」とのこと。しかし、激しい感情を表現しなければならない黒鳥の演技に苦悩するようになると、ニナは母親に反発するようになる。「バレエを追及するということは精神的にも肉体的にもとても重労働なんです。追い込まれていく気持ちはバレリーナなら誰しも分かることだと思います。」
そして次第にニナは心に闇を抱えるようになり、現実と妄想が交錯する。衣装はグレーに変化し、肌の露出も多くなっている。「芸術家というのはどこかに狂気をもっているものなんですよね。私もバレリーナなので、見ていてぞくっとした演出でした。」
ナタリーの演技に関して聞くと、「彼女は素晴らしかったです。かなりレッスンされたと思います。本物のバレリーナのように姿勢が美しい。特にダンサーとして重要な、首のラインがきれいです。体を使って表現することを、全身で意識してるのが美しかったです。」とのこと。実際、ナタリーも13歳までバレエを習っていたのだという。そのバレエ教室は「YUMOKO」のNY直営店のすぐ隣だった。「熱心な生徒さんだったみたいですよ。努力家で、頭も良くて。映画の仕事が忙しくなって通えなくなり、先生は残念がっていました。」
バレリーナの心を深く理解する竹島さんの衣装が、ナタリーの演技に力を沿え、作品の完成度を高めたのは間違いない。
<スタッフ・キャスト>
監督:ダーレン・アロノフスキー 出演:ナタリー・ポートマン、ヴァンサン・カッセル、ミラ・クニス
脚本:マーク・ヘイマン/アンドレス・ハインツ/ジョン・マクラフリン
衣装デザイン:エイミー・ウエストコット
レンタル&リリース日: 9月7日(水)
(C)2011 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
発売:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン
【URL】 http://movies2.foxjapan.com/blackswan/
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